個人事業主の高速代は法人用ETCカードで経費の仕訳(費用計算)が楽に!

個人事業主の高速代は法人用ETCカードで経費の仕訳(費用計算)が楽に!

個人事業主でスタートした事業で、車を利用して高速道路を走行した場合、その費用はどのようにして経費に仕訳(計算)することが良いでしょうか?
もちろん経費というからには、業務に必要な仕事として高速道路(有料道路)を走行した場合に限られます。

あなたが個人事業主として活動する上で「経費の仕訳(計算)方法」を楽にして「高速道路ETCの利用」をするには、以下の問題点を解決するETCカードが必要になるでしょう。

個人事業主がETCゲートを利用するのに、一番楽な経費仕訳(計算)ができるようになる方法と共にお伝えいたします。

ETCゲートを利用したい場合の3つの問題点

高速道路の料金所で、ETCゲートを利用したい場合、次章に揚げるような3つの問題点が考えられます。

それぞれ、クレジットカードさえ持っていれば問題が発生しないのですが、どうしても個人事業主の場合は専用の法人クレジットカードの作成が困難なケースがあり、ETCカードを所有できないという環境に陥っている方が多いようです。

①問題点:個人用クレジットカードを業務に使用すると経費の仕訳が大変

ETCゲートを利用する場合は、クレジットカードの作成が基本です。

しかし、法人用のクレジットカードやビジネスカードの審査&作成が面倒なため、個人用のクレジットカードをそのままETCカード付与して、業務に使っている方は多いのではないでしょうか。

その場合の問題点は、個人のクレカ利用と業務でのクレカ利用が混在してしまい、クレジットカードの明細を見ながら、個人と業務の利用歴を仕訳(計算)するという面倒な作業が必要になります。

個人事業主や会社としての業務に、あなたの大切な時間を使いたいと思うので、この面倒な仕分け作業を出来れば避けたいところです。

②問題点:現金ではレシート管理とゲート通行がボトルネックに

高速道路のETCゲートを通りたいけど、ETCカードを所有できないため、現金支払いで一般ゲートを通過している場合は、高速での走行車線横断や、ゲートでの一旦停止での時間の無駄も含めて、デメリットが多いといえます。

また現金で高速道路の料金ゲートを通過した場合は、レシートの管理を保管&管理を行う必要があり、非常に面倒です。レシートをなくしてしまったら、経費として計上できる料金分を損金扱いできなくなりますし、その分、支払う税金が増えてしまう可能性があります。

いずれにしても、現金での支払はデメリットしかなく、早急にETCカードの導入を考えたいところです。

③ 問題点:個人事業主で法人用クレカが作成できない場合

個人事業主で法人用クレカを作成出来なければ、法人専用のETCカードの利用ができないため、個人用クレカを利用するしかありません。

そのため、どうしても法人用のETCカードが必要となると、クレジットカードを保有しなくても利用できるETCカードの存在が不可欠です。

個人事業主に便利な「クレジットカード無し」のETCカード

結論を申し上げると、ETCカードはクレジットカードがなくても作ることが可能です。

しかも、個人事業主や新会社など、社会的な信用がほぼないように思われる状態であったとしても、ETCカードを利用できる仕組みがあるのは、ありがたいことです。

一般的に知られているETCカードの利用基準として、以下のものがあるでしょう。

クレジットカードがある場合
クレジットカード会社のETC機能を申し込む。

高速道路会社のETCパーソナルカード
以下の6社が発行する高速道路会社のETCパーソナルカードは、事前保証金2万円が必要です。
NEXCO東日本/中日本/西日本、首都高速道路株式会社、阪神高速道路株式会社、本州四国連絡高速道路株式会社

といっても、月平均利用額が5,000円の場合は、保証金が2万円となっていて、利用額が大きくなると保証額も大きくなるのが特徴のため、非常に使いにくいETCカードと言えます。

月平均利用額 保証金額
5,000円 20,000円
10,000円 40,000円
15,000円 60,000円
20,000円 80,000円

そのため、出資金1万円(退会時返金)と、事務手数料5%(利用金額×0.05)だけで済む「ETC協同組合」「高速道路情報共同組合」のETCカードのほうが、使い勝手が良いといえます。

特に個人事業主の方には、便利なETCカードです。

詳細は、こちらをご覧ください。